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2020年7月15日大分地方裁判所和解成立(原告4名) [和解情報]

 2020年7月15日,大分地方裁判所において,大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果,現在の大分弁護団担当の提訴者数は365名(被害者306名),和解者数は299名(被害者250名)となりました(なお,提訴時の原告に合わせると296名となります。)。
 なお,そのうち大分地方裁判所における提訴者数は262名(被害者218名),和解者数は197名(被害者163名)となりました(なお,提訴時の原告に合わせると194名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告4名  被害者4名(内1名の被害者につき,遺族原告1名)
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 3名(被害者) 3名
    大分県外 (原告) 1名(被害者) 1名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 2名(被害者) 3名
  女性   (原告) 2名(被害者) 1名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 0名(被害者) 0名
  40代  (原告) 2名(被害者) 2名
  50代  (原告) 1名(被害者) 1名
  60代  (原告) 1名(被害者) 1名
  70代  (原告) 0名(被害者) 0名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
    90代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    1名
  肝がん   0名
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  3名
    キャリア  0名
6 和解原告コメント
(1)40代女性(由布市内,慢性肝炎)
      私が出産する時,病院で差別的と感じる扱いを受けたことは,今でも忘れられません。
                                                                  以上

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2020年7月1日大分地裁第33次提訴(原告8名) [提訴情報]

 2020年7月1日,大分地方裁判所に第51次提訴をいたしました。
 提訴概要は次のとおりです。
 その結果,現在の大分弁護団担当の提訴者数は365名(被害者306名),和解者数は295名(被害者246名)となりました(なお,提訴時の原告に合わせると292名となります。)。
 なお,そのうち大分地方裁判所における提訴者数は262名(被害者218名),和解者数は193名(被害者159名)となりました(なお,提訴時の原告に合わせると190名となります。)。
1 原告・被害者数
  原 告  8名  
  被害者  6名
2 原告・被害者居住地
  大分県 (原告) 6名(被害者) 5名
    大分県外(原告) 2名(被害者) 1名
3 原告・被害者の性別
  男 性 (原告) 5名(被害者) 4名
  女 性 (原告) 3名(被害者) 2名
4 原告・被害者の年代
  20代 (原告) 0名(被害者) 0名
  30代 (原告) 2名(被害者) 2名
  40代 (原告) 3名(被害者) 1名
  50代 (原告) 1名(被害者) 1名
  60代 (原告) 1名(被害者) 2名
  70代 (原告) 1名(被害者) 0名
    80代 (原告)  0名(被害者)  0名
    90代 (原告)  0名(被害者)  0名
5 被害者の病態の内訳 
  無症候性キャリア   3名
  慢性肝炎       2名
  肝硬変(軽度)    0名
  肝硬変(重度)    0名
  肝がん        0名
  死亡         1名
6 提訴原告コメント
(1)30代男性(大分市,慢性肝炎) 
     私自身,最近まで,B型肝炎ウイルスに感染しているとは知りません 
    でした。国には,もっと,多くの国民が検査を受けられるように徹底し 
    て欲しいですし,そうしてたくさんの方々に,積極的に検査を受けて頂 
    ければ,より,肝炎の実態が解明できると思います。また,私も,もっ 
    と早く感染が分かっていれば,早期に治療等できたのではないかという 
    思いがありますが,検査が広まれば,早期発見にも繋がると思います。
(2)遺族原告女性(被害者:60代男性,大分市) 
     注射器の回し打ちという,国の誤った政策によって,肝がんにまで進行し,夫は,亡くなる前10年間は,何度も何度も入院することになりました。夫は,体調の問題だけではなく,病気のことを1人で抱え込んでいるようで,本当に苦しんでいました。入院したことは人に言わないようにというのはもちろんのこと,病室の入り口に名札を出すことさえも嫌がっていました。 
     こうした患者の苦しみを,国には理解して欲しいと思います。
(3)50代女性(大分市,無症候性キャリア)
     書類がたくさんあって,いったんはあきらめてしまいました。再度相談したところ,まだ提訴ができると分かったので,弁護士に依頼しました。必要な書類を簡素化してもらえると,もっとたくさんの方が提訴できるのではないかと思います。  
                                 以上

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