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2024年3月22日大分地裁和解成立(原告6名) [和解情報]

 2024年3月22日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は489名(被害者419名)、和解者数は441名(被害者366名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると434名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は386名(被害者331名)、和解者数は339名(被害者279名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると332名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告6名  被害者4名
 (原告1名が提訴後死亡し、遺族原告3名が承継。つまり、提訴時原告4名  →和解時原告6名)
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告)  6名(被害者)  4名
    大分県外 (原告)  0名(被害者)  0名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告)  4名(被害者)  3名
  女性   (原告)  2名(被害者)  1名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告)  0名(被害者)  0名
  20代  (原告)  0名(被害者)  0名
  30代  (原告)  0名(被害者)  0名
  40代  (原告)  0名(被害者)  0名
  50代  (原告)  3名(被害者)  1名
  60代  (原告)  1名(被害者)  1名
  70代  (原告)  2名(被害者)  1名
    80代  (原告)  0名(被害者)  1名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    0名
  肝がん   3名(50代男性、70代男性、80代男性)
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  0名
    キャリア  1名(60代女性)
6 和解原告コメント
(1)60代女性(大分市内、無症候性キャリア)
     このたびは、和解が成立したと聞いて、少し、安心しました。本当に、長い時間がかかりました。
     B型肝炎への感染が判明した当時は、どのような病気か良く分かりませんでしたが、結果的に、子どもに二次感染してしまったことに、本当に苦しめられています。
     私自身、定期的に検査に通っており、検査を受けるたびに、数値や画像が悪化していないか不安になります。検査費用や病院までの交通費の負担も、決して軽くありませんでした。
     ただ、何よりも、二次感染した子どものことが心配なのです。昨年、子どもの肝臓の数値が悪くなったことがありました。子どもには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
     私が、今回、裁判に参加したのは、私自身のことよりも、子どもが、安心して検査を受け続けられるように、また、適切な補償が受けられるように、私ができる限りのことをしなければならないと思ったためです。
     私は、自分の命よりも大切な我が子に、生涯にわたって心配や負担をかけ続けるような、場合によっては健康も、命までも奪ってしまうような大変なウイルスに、自分自身から感染させてしまいました。その現実が、どれほど残酷なことか、分かって頂けますか。
     どうか、国には、誤った集団予防接種の政策によって、私たちのように、今なお、母子感染に苦しんでいる患者がいることを真正面から受け止めた上で、責任を果たして頂きたいと希望します。
     最後に、今回の訴訟にご尽力頂いた弁護士の皆様方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
                                 以上

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2023年11月10日大分地裁和解成立(原告11名) [和解情報]

 2023年11月10日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は484名(被害者414名)、和解者数は424名(被害者351名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると419名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は381名(被害者326名)、和解者数は322名(被害者264名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると317名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告11名  被害者11名
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 10名(被害者) 10名
    大分県外 (原告)  1名(被害者)  1名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告)  7名(被害者)  7名
  女性   (原告)  4名(被害者)  4名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告)  0名(被害者)  0名
  20代  (原告)  0名(被害者)  0名
  30代  (原告)  0名(被害者)  0名
  40代  (原告)  3名(被害者)  3名
  50代  (原告)  1名(被害者)  1名
  60代  (原告)  3名(被害者)  3名
  70代  (原告)  4名(被害者)  4名
    80代  (原告)  0名(被害者)  0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    0名
  肝がん   0名
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  9名(40代男性2名、50代男性1名、60代男性2名、60代女性1名、70代男性1名、70代女性2名)
    キャリア  2名(40代女性1名、70代男性1名)
6 和解原告コメント
(1)40代女性(大分市内、無症候性キャリア)
   和解に長くかかりました。もう少し早くなるといいなと思います。
(2)40代男性(静岡県浜松市、慢性肝炎)
   今回、和解をすることができ安心しました。私は母からB型肝炎訴訟のことを聞いて訴訟に参加できましたが、被害を受けていることを知らない人や、被害を受けていても救済制度のことを知らない人が、まだまだたくさんいると思います。
   国にはB型肝炎の被害や救済制度のことをもっと多くの人に周知して、より多くの被害者が救済されるようにして欲しいと思います。
(3)70代女性(大分市内、慢性肝炎)
   現在、薬代を毎月1万円を支払っています。薬の服用を止めるとがんになるリスクがあり、薬は一生続けなければなりません。今回、和解金を支払ってもらうことで多少は経済的な負担は和らぎますが、それでも将来のことを考えると不安な気持ちでいっぱいです。病院にかかりたくてもかかれなくてもっと苦しんでいる人もいると思います。国に対しては患者を救済する施策を行ってほしいと思います。 
                                 以上

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2024年1月26日大分地裁和解成立(原告11名) [和解情報]

 2024年1月26日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は487名(被害者417名)、和解者数は435名(被害者362名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると430名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は384名(被害者329名)、和解者数は333名(被害者275名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると328名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告11名  被害者11名
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 10名(被害者) 10名
    大分県外 (原告)  1名(被害者)  1名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告)  7名(被害者)  7名
  女性   (原告)  4名(被害者)  4名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告)  0名(被害者)  0名
  20代  (原告)  0名(被害者)  0名
  30代  (原告)  0名(被害者)  0名
  40代  (原告)  3名(被害者)  3名
  50代  (原告)  1名(被害者)  1名
  60代  (原告)  3名(被害者)  3名
  70代  (原告)  4名(被害者)  4名
    80代  (原告)  0名(被害者)  0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    0名
  肝がん   0名
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  6名(40代男性1名、40代女性1名、50代男性1名、70代男性1名、70代女性2名)
    キャリア  5名(40代男性1名、60代男性2名、60代女性1名、         70代男性1名)
6 和解原告コメント
(1)40代女性(大分市内、慢性肝炎)
   手続きには次々と資料の提出や追加検査が必要で大変でしたが,その都度,弁護士の先生が丁寧に指導して下さり,ようやく和解までたどり着くことができました。感情が複雑でうまく言葉にできませんが,今後もし病状が悪化することがあったとしても金銭面の不安は少し減りました。担当していただいた弁護士の先生ありがとうございました。
(2)60代男性(大分市内、無症候性キャリア)
   現在無症候でありますが,感染被害者として認定され,ほっとしております。
(3)40代男性(佐賀市内、無症候性キャリア)
   和解までに時間がかかり過ぎましたし、書類を集めるのも非常に手間がかかりました。もっと、簡易迅速に被害者を救済できるようにして欲しいと思います。
(4)70代女性(大分市内、慢性肝炎)
   和解できることになったと聞いて、ホッとしました。
   ただ、これで病気が治ったわけではなく、まだまだ治療を続けなければ
  なりませんし、不安は尽きません。
   今回、和解までに非常に時間がかかりました。もっと早く手続きを進め
  て欲しいと思います。また、肝疾患の治療に関する助成等も含めて、国が
  まとめて手続きをしてくれると助かります。
   さいごに、弁護団の先生方にはお世話になりました。ありがとうござい
  ました。
                                 以上

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2023年9月1日大分地裁和解成立(9名) [和解情報]

 2023年9月1日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は470名(被害者400名)、和解者数は413名(被害者340名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると408名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は367名(被害者312名)、和解者数は311名(被害者253名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると306名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告9名  被害者5名
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 6名(被害者) 5名
    大分県外 (原告) 3名(被害者) 0名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 6名(被害者) 3名
  女性   (原告) 3名(被害者) 2名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 2名(被害者) 0名
  40代  (原告) 5名(被害者) 3名
  50代  (原告) 0名(被害者) 0名
  60代  (原告) 2名(被害者) 2名
  70代  (原告) 0名(被害者) 0名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    1名(遺族原告:30代男性2名、40代男性2名、60代女性1名)
  肝がん   0名
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  3名(40代男性、40代女性、60代女性)
    キャリア  1名(40代男性)
6 和解原告コメント
  (1)60代女性(大分県内、慢性肝炎)
    年金生活に入る直前に、今後病状が進行した際における治療費等の備えができて少し安堵しています。 
                                 以上

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2023年2月10日大分地方裁判所和解成立(原告1名) [和解情報]

 2023年2月10日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は460名(被害者390名)、和解者数は395名(被害者326名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると390名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は357名(被害者302名)、和解者数は293名(被害者239名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると288名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告1名  被害者1名
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 1名(被害者) 1名
    大分県外 (原告) 0名(被害者) 0名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 0名(被害者) 0名
  女性   (原告) 1名(被害者) 1名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 0名(被害者) 0名
  40代  (原告) 0名(被害者) 0名
  50代  (原告) 0名(被害者) 0名
  60代  (原告) 0名(被害者) 0名
  70代  (原告) 1名(被害者) 1名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    0名
  肝がん   1名(70代女性)
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  0名
    キャリア  0名
6 和解原告コメント
  なし。
                                 以上

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2022年12月16日大分地裁和解成立(原告5名) [和解情報]

 2022年12月16日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は457名(被害者387名)、和解者数は394名(被害者325名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると389名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は354名(被害者299名)、和解者数は292名(被害者238名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると287名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告5名  被害者5名
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 5名(被害者) 5名
    大分県外 (原告) 0名(被害者) 0名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 5名(被害者) 5名
  女性   (原告) 0名(被害者) 0名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 0名(被害者) 0名
  40代  (原告) 0名(被害者) 0名
  50代  (原告) 1名(被害者) 1名
  60代  (原告) 2名(被害者) 2名
  70代  (原告) 2名(被害者) 2名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    0名
  肝がん   1名(70代男性)
  肝硬変(軽)1名(70代男性) 
    慢性肝炎  2名(50代男性1名、60代男性1名)
    キャリア  1名(60代男性)
6 和解原告コメント
(1)50代男性(大分県、慢性肝炎)
     和解にいたり、ほっとしました。命に不安を抱えながらの一生ですので、国にはしっかり寄り添っていただきたいです。
(2)60代男性(大分県、慢性肝炎)
   裁判をすることは本人ばかりでなく家族にも負担がかかる。裁判のための診察やカルテの取寄せも負担が重い。早めに和解ができるような仕組みを構築してほしい。
                                 以上

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2022年10月21日大分地裁和解成立(原告9名) [和解情報]

 2022年10月21日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は453名(被害者383名)、和解者数は389名(被害者320名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると384名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は350名(被害者295名)、和解者数は287名(被害者233名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると282名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告9名  被害者6名(うち1名の被害者につき、遺族原告4名)
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 8名(被害者) 6名
    大分県外 (原告) 1名(被害者) 0名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 1名(被害者) 2名
  女性   (原告) 8名(被害者) 4名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 2名(被害者) 0名
  40代  (原告) 1名(被害者) 0名
  50代  (原告) 1名(被害者) 1名
  60代  (原告) 1名(被害者) 2名
  70代  (原告) 4名(被害者) 3名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    1名(遺族原告:30代女性2名、40代女性1名、70代           女性1名)
  肝がん   0名
  肝硬変(軽)0名 
    慢性肝炎  3名(60代女性1名、70代女性2名)
    キャリア  2名(50代男性1名、70代女性1名)
6 和解原告コメント
(1)50代男性(大分市、無症候性キャリア)
   感染の原因が明らかになって良かったです。
(2)70代女性(大分県、遺族原告)
   ただただ、感謝です。
(3)70代女性(大分市、慢性肝炎)
   和解するまでにあまりに多くの時間がかかったため、和解ができなくなったんだと半分以上諦めたこともありました。
   この度、無事に和解することができて安堵しました。今後、提訴される方がもっと迅速な和解の手続ができるようになることを望みます。
(4)40代女性(大分県、遺族原告)
   和解と聞いた時は驚きと戸惑いがありました。
     病気とは無縁の元気な父が、突然の病気発覚であっという間に亡くなってしまい、B型肝炎ウイルスに感染していなければ今も元気だったのかなぁと思うととても複雑な気持ちですが、弁護士の先生方のおかげで、父がどうして感染していたのかわかり感謝しています。
     お世話になった弁護士の先生、お力添え下さった皆様、本当にありがとうございました。
     同じような境遇で苦しんでいる方はたくさんおられると思います。その方々が一日も早く救済されますように願っています。
(5)30代女性(福岡県、遺族原告)
     きっかけは新聞に載っていた肝炎訴訟の記事をみた母から私への相談でした。
     無料なら相談するだけしてみてもいいのでは?と答えたのが1年半前です。
     父の場合、肝硬変に伴う肝細胞癌と診断されてから亡くなるまで2ヶ月ということもあり、とても厳しい裁判になるだろうと弁護士さんからは言われていました。
     私は県外に居ることもあり60代の母が主となり動いていました。
     必要書類を集めるにしても父の入院していた病院が無くなってしまっていたりと大変なことも多々ありましたが、弁護士の先生は母に対し丁寧にご指導くださり、またとても支えてくれました。
     先生方のお陰で和解が成立し大変感謝しております。
     訴訟を諦めている方も多々いるかと思います。でも、一緒に闘い支えてくれる弁護士の先生や仲間も大勢います。必ず力になってくれると思います。相談だけでもしてほしいです。
     この度は本当にありがとうございました。
(6)30代女性(大分県、遺族原告)
     父が亡くなり16年が経ちました。
     父は余命宣告を受けて3ヶ月後に旅立ちました。
     あっという間に3ヶ月は経ち、宣告された通りに旅立ってしまった父に、当時学生だった私は何もしてあげられず、もっとこうしていればという後悔だけが残りました。
     今回母からこの話を聞いた時、初めは正直ピンときておらず、自分で調べる中で、集団予防接種での注射の使い回しが原因で父の病気は発症した可能性があることを知りました。
     山に行くことも海に行くことも好きだった父が、病気に気づいた頃には、あと数ヶ月の命しか残されていないと言われ、まだ生きていれば、もっとしたいことも一緒に出来たこともたくさんあったことと思います。
     今回和解という結果となり、父の思いや気持ちが少なからず報われたのではないかと思っています。
     弁護団の先生方には本当にお世話になり、心より感謝しています。本当にありがとうございました。                  以上

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2022年8月26日大分地裁和解成立(原告9名) [和解情報]

  2022年8月26日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は448名(被害者378名)、和解者数は380名(被害者314名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると375名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は345名(被害者290名)、和解者数は278名(被害者227名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると273名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告9名  被害者6名(うち1名の被害者につき、遺族原告4名)
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 9名(被害者) 6名
    大分県外 (原告) 0名(被害者) 0名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 5名(被害者) 3名
  女性   (原告) 4名(被害者) 3名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 0名(被害者) 0名
  40代  (原告) 4名(被害者) 1名
  50代  (原告) 0名(被害者) 1名
  60代  (原告) 0名(被害者) 0名
  70代  (原告) 5名(被害者) 4名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    1名
  肝がん   1名
  肝硬変(軽)1名 
    慢性肝炎  1名
    キャリア  2名
6 和解原告コメント
(1)70代男性(大分市、軽度肝硬変)
     肝硬変で体力が落ちて、何をするにも体がきつい。周りに助けてもらいながら生活をしています。
                                 以上

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2022年6月10日大分地裁和解成立(3名) [和解情報]

 2022年6月10日、大分地方裁判所において、大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。
 和解の概要は次のとおりです。
 その結果、現在の大分弁護団担当の提訴者数は444名(被害者374名)、和解者数は371名(被害者308名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると366名となります。)。
 なお、そのうち大分地方裁判所における提訴者数は341名(被害者286名)、和解者数は269名(被害者221名)となりました(なお、提訴時の原告に合わせると264名となります。)。
1 原告・被害者数
  原告3名  被害者3名
2 原告・被害者居住地
  大分県  (原告) 2名(被害者) 2名
    大分県外 (原告) 1名(被害者) 1名
3 原告・被害者の性別
  男性   (原告) 2名(被害者) 2名
  女性   (原告) 1名(被害者) 1名
4 原告・被害者の年代
    10代  (原告) 0名(被害者) 0名
  20代  (原告) 0名(被害者) 0名
  30代  (原告) 0名(被害者) 0名
  40代  (原告) 1名(被害者) 1名
  50代  (原告) 0名(被害者) 0名
  60代  (原告) 0名(被害者) 0名
  70代  (原告) 2名(被害者) 2名
    80代  (原告) 0名(被害者) 0名
5 被害者の病態の内訳
  死亡    0名
  肝がん   1名(70代男性)
  肝硬変(軽)1名(70代男性) 
    慢性肝炎  1名(40代女性)
    キャリア  0名
6 和解原告コメント
(1)70代男性(福岡県内、肝がん))
    ようやく和解に至り、まだまだ今後も手術が繰り返されるであろう私
   としては、いくらか救われる思いがしています。
    ただ、ここまでの手続きについて、集める資料が多く、非常に時間も
   かかり、入通院や手術を強いられる身にとっては、大変な負担となりま
   した。
    また、賠償の問題も大切ですが、それとは別に、国には、B型肝炎ウ
   イルスに対する特効薬の開発を、もっと強力に進めて欲しいと思います。
   簡単なことではないのかもしれませんが、私たちには、完治がありませ
   ん。国には、B型肝炎ウイルスの感染拡大を招いてしまったことを踏ま
   え、私たち患者の目に見える形で、治療方法等のさらなる改善を推進す
   る取り組みを実施して頂けたらと思っています。                                          
以上

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2022年4月8日大分地方裁判所和解成立(原告1名) [和解情報]

 2022年4月8日,大分地方裁判所において,大分弁護団担当の原告について和解が成立しました。

 和解の概要は次のとおりです。

 その結果,現在の大分弁護団担当の提訴者数は436名(被害者366名),和解者数は368名(被害者305名)となりました(なお,提訴時の原告に合わせると363名となります。)。

 なお,そのうち大分地方裁判所における提訴者数は333名(被害者278名),和解者数は266名(被害者218名)となりました(なお,提訴時の原告に合わせると261名となります。)。


1 原告・被害者数

  原告1名  被害者1名

2 原告・被害者居住地

  大分県  (原告) 1名(被害者) 1名

    大分県外 (原告) 0名(被害者) 0名

3 原告・被害者の性別

  男性   (原告) 0名(被害者) 0名

  女性   (原告) 1名(被害者) 1名

4 原告・被害者の年代

    10代  (原告) 0名(被害者) 0名

  20代  (原告) 0名(被害者) 0名

  30代  (原告) 0名(被害者) 0名

  40代  (原告) 0名(被害者) 0名

  50代  (原告) 0名(被害者) 0名

  60代  (原告) 0名(被害者) 0名

  70代  (原告) 1名(被害者) 1名

    80代  (原告) 0名(被害者) 0名

5 被害者の病態の内訳

  死亡    0名

  肝がん   1名

  肝硬変(軽)0名 

    慢性肝炎  0名

    キャリア  0名

6 和解原告コメント

(1)70代女性 大分市 肝がん

 数年前の大腸検査の際に,熱が下がらないので大学病院を紹介していただき,精密検査をしたところ,B型肝炎と診断され,同時に肝硬変と告げられました。大きな病気はこれまで経験がありませんでしたので,ショックで何をどう受け止めればいいかも分からず,とにかく治療を開始しました。職場ではこの病気に関しての認知度は低く,誰にも知られたくない,迷惑をかけられないという思いでいっぱいでした。親戚にも,職場にも言えないのは,辛かったです。そんな中,肝臓病講座でこの裁判のことを知り,弁護団の先生に相談させていただきました。全国の弁護士の先生方が大変な苦労をして私たちのために尽力いただいていることには,感謝しかありません。通院を欠かさず治療をしてまいりましたが,昨年,肝がんを発症してしまいました。その際も,すぐに対応していただき,本日,肝がんを前提にした和解となりました。これからも,頑張って前向きに治療を続けていこうと思います。                                                               以上

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